教員のくわはらです。
今日はまじめなお話。
先日、数年ぶりに、女医の友人と飲みに、いや、おしょくじに、行きました。
大学病院で忙しく働く内科系のドクターです。
彼女は、しばらく前からアロマテラピーを勉強しに行っているということです。
アロマテラピー、セラピー、とは、植物の精油を、「いい香りじゃ~」と吸引したり、マッサージのオイルに混ぜて皮膚から吸収したりして、
植物の精油がそれぞれ持つ効能に期待するものです。
国によっては、国で認められた医療になっています。
お医者さんがなんでアロマ?習いに行くなんて。ただでさえ忙しいのに。
理由を尋ねると、
大勢の入院患者さんを担当しているけど、特定の病気そのものしか診れない。
病気がよくなっても気持ちが暗いままの人や、入院中のストレスなど、
気持ちのケア、精神を癒してあげることが全然できていない。
そんなことにジレンマを感じていたのだそうです。
ですから、アロマテラピーは、さまざまな効能がありますが、
その中でも、精神のケアに集中した勉強をすることにしたのだそうです。
それは、本で読んだところで理解が難しいため、勉強に行っているのだそうです。
そんなこんなで、鍼灸も同じようなことできるんだよね。
あこがれる
と、言ってくれたのです。
法律上、医療に関してなんでもできるはずの医師にそんなことを言ってもらって、
改めて、「鍼灸に対して自信もっていこう」と、思えたのでした。