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日常生活(ブログ)

鍼灸学科

お隣の国、中国

お久しぶりです、教員T2です。

「鍼灸って何に効くの?」
って質問されたら、皆さんならどのように答えますか?
肩こり・腰痛・膝痛・・・?

そこで、今日は、履正社で行われている“勉強会”のお話。

教員:N村、T1、T2を中心に、英語の論文を紹介する機会(抄読会)を設けています。
一人の教員が、英語論文の内容を説明し、みんなで討論します。
今週は私が当番でした。

時間が無かったので(言い訳ですが)、短いレターを紹介しました(学科報夏号、“履正鍼灸なう”を参照)。

そこで感じたのは、「今、中国は、とても頑張っています。」

今まで、中国から出されてきた論文は、良い結果のものばかりでした(日本もその傾向がありますが…)。
しかし近年、欧米から出される論文で、その結果を覆すようなものが多く出されるようになりました。

そこで、中国では、中国伝統医学(鍼灸を含む)が、何に、どの程度効くのか世界基準で調査することの重要性を、国を挙げて教育しています。
臨床報告をまとめる機関もできました。

近い将来、中国から、ルールにのっとった大規模な調査報告がなされる日がくるでしょう。

日本はどうしたらいいのでしょうか?
真剣に考える日がきていると、感じます。

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