こんにちは。鍼灸学科T1です。
今日は個人的に興味のある、鍼(acupuncture)についての論文を紹介します。
2010年5月、Autonomic Neuroscience誌に掲載された「Neurotrophins and acupuncture」というtitleの論文です。
さまざまな症状のモデルに対し、鍼によってどんな因子が生体内で増加したり、減少したりするのかを纏めている文献です。
NGF、BDMF、NT-4といった痛みに関する因子が、どこの領域(脳や脊髄)で、どのように変化するのか?
鍼の可能性について調査するには、重要な要素だと思います。