お久しぶりです教員T2です。
今日、朝のニュースを見ていたら、
「無資格者によるはり治療により患者を死なせてしまった被告に有罪判決」
との報道がありました。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101207-OYT1T00376.htm
無資格者ですが、単なる無資格者ではないことは皆知っていることと思います。
この被告は、「柔道整復師」の資格を有し、鍼灸の学校(もちろん本校ではありません!!)に通っている最中に、この事件を起こしました。患者さんに両側性気胸を生じさせたとのことです。
本当に信じられない事件です。
どの学校においても、「気胸」の危険性は十分すぎるくらいに説明するはずです。
少なくとも、本校では肩背部への深刺の危険性を十分説明しています。
皆さん、もう一度気を引き締めなおしましょう!
この他にも、鍼灸に関わる事故で多いのが「折鍼」です。
最近、この「折鍼」に関して論文が出されました。
Risks and Causes of Cervical Cord and Medulla Oblongata Injuries due to Acupuncture.
論文の内容は、これまた信じられないような内容です(知りたい人は教員室まで!)。
折鍼を治療の一環として行っている鍼灸師もいるようですが、絶対におこなってはいけません!
「自分だけは大丈夫」という考えはとても危険です。
いつでも、細心の注意を!!