教員Kわはらです
1年生のお灸の授業より
地味だけど、以外に難しくて奥が深い基礎練習。
10分間トライアルon the paper
10分間で、米粒大にもぐさを捻って点火して、を何壮(いくつ)できるか。
これだけだったら、よくあるタイムトライアルです。
それを紙の上でする。
つるつるした普通の印刷紙なので、もぐさを立たせるだけでも難しい。
線香で点火しようとしても、線香にもぐさがくっついてきてしまう。
それで、いーっ となりながらも、冷静沈着に、トライアル。
1年生の後期から始めて、当初は10分で15壮平均でスタートします。
1年生の終わりには、クラス平均40壮くらいになります。
とても優れた学生さんだと、70~80壮くらいできます。
多ければよい、とは言い切れませんが、スムーズに作れていれば壮数は増えます。
また、たまに、紙をひっくり返して、裏からもチェック。
柔らかく、熱くないお灸を目指しますが、うまくいけば、紙なのに、焦げないんですね。
焦げないように、大きさも均一に、数を増やしていく。
単純ですが、課題の多い、大切な基礎練習です