教員Kわはらです^^
鍼灸師を養成する専門学校は、全国で100校ほど有ります。その約半数が学校協会という団体に所属しています。お互いに質を向上をするよう情報交換しています。
もちろん、本校も加盟しています。
先日、学生のみなさんが夏休みの間に、教員のためのお勉強会がありました。
毎年各地で行われますが、今年は京都でした。
1泊2日の、全体を通してのテーマは『原点にかえれ』です。
何事にも、基本は大切ですね。何かに迷った時やうまくいかない時戻るところ。それが「原点」だな、と思って聞いていました。
少人数に分かれてのワークショップもありました。私は「小児鍼」を受講しました。こどもには、刺すハリではなくて、下の写真のようなものを使い、摩擦するハリをします。もともと、人間の体はその程度の刺激で良かったはずなんですね。違った意味での原点を考えてしまいました。
教育の話だけでなく、「鍼灸師のあるべき姿」といった、鍼灸師としての原点も改めて考えさせられました。
内容の濃い、充実した研修となりました。
学生のみなさんに還元しなくちゃ、です。