こんにちは、T∀Tです。
3年生の就活もクライマックス。
柔道整復師の近い過去・近世をあらためて考えているこの頃です。
・第Ⅰ期(約40~50年前):柔整を3つの近世に分けると、柔道が小中学校の体育の授業で教えられ、国民スポーツとして、街にも柔道場がたくさんあって、骨折や脱臼、ねんざの患者をたくさん診療していた。
・第Ⅱ期(患者が多く来院し始め、やがて養成学校の増加で接骨院が激増し、大忙しの10年くらい前まで):この頃から臨床研修を行わない柔道整復師が増え始め、ケガの処置ができなくなる。
・第Ⅲ期(接骨院がたくさん増えすぎ、各院の収入が減り、デイサービスを設立し始めた最近まで):骨折や脱臼の診療リスクを考え、軽微なケガも診療せずに、他院に紹介するようになってしまう。でも、まだ紹介するならマシ。臨床研修もせず、未熟な知識と技術で、間違った処置をし、患者を犠牲にする最悪のケース
もある。いつかは、ケガの処置が必要な患者が来院する。
以上のため、私は提案する。
未熟な者は、院の看板や目立つ所に『骨折や脱臼は診れません。他を探してください』とか『ケガの診療不可』と、書きなさい。
千に一人、万に一人でも患者を犠牲にするわけにはいかない
柔整も現在、第Ⅲ期に入っているが、しっかり本業の臨床研修をしてから、高齢者のデイサービスや機能訓練で活躍してほしい
そうでないと第Ⅰ期にしっかり国民医療を担ってきた先人達の先生方に、顔向けができない
だから履正社柔整は卒後、しっかりと臨床研修ができる病院やクリニック・接骨院を紹介し、送り込んでいる
本物は必ず永遠に続く。私は信じて疑わない!