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日常生活(ブログ)

柔道整復学科

ちょっと小粋な柔整師

夏がくれば思い出す、遥かな尾瀬、遠い空。ヒャッホー、ヤジオです。レイニーシーズンがやってきた。しかしだ、今年は梅雨入り遅いし、雨が少なかったから、カッパもよろこんどる。笠かぶって雨乞い踊りしとる、神河町で水車から水引いて田植えしよるオッチャンも恵みの雨や。神河町ってどこ?答えはのちほど。もとい。

さて、テーマには小粋な柔整師ときたもんだ。ちょっと小粋な隠し味チューやっちゃな。

先日、卒業生あてに月1回発信している、学校直営のメールマガジン、RJM・vol.3(RISEISHA JUSEI MAGAZIN、略してRJM)で、釜谷校長に執筆いただいて、その中の文章にこうある。『富士山に登ると富士山は見えない、その道の商売に首までつかると客観的には姿が見えてこない』と。

ヤジオ流に解釈すると、オタクはダメ、アクティブなカメレオンのように周囲を見渡し吸収し、血肉にして成長する、ことかと。

とはいっても、何を吸収すればいいのか、それについてヤジオはこう考える。人間の資質を形成するには二つある。一つはアカデミックエリア、もう一つはヒューマンエリア。早い話が、知識や技術を自分のものにする力と、コミュニケーションを利用して他人に効率よく伝達と伝授する力。

アカデミックな領域は何となくわかるような気がするでしょ。要は教科書知識の注入や技の修得。しかし、ヒューマン領域の向上は一筋縄ではいかない。多くのカテゴリーがあるし、多次元のファクターだってある。

そういえば、ヤジオ出身のR大学の教職課程、教育方法のK教授がいうとった。人に何かを伝授する時、絶対難しいことを言うな、相手の知らない事を難しく話せば、得意に思うだろうがそれは違う。面白く、楽しく、愉快に話せ。そうすれば、心地よい印象で楽しんでもらえる、楽しんでもらえれば、君の話を、そして存在を、忘れない。

なるほど、そういえば、K教授はヤジオブログ二回目登場や。当時、わけわからん哲学の話や、意味不明なおもろいはなしを言ってたが、今でもこの先生だけは忘れてない、二十数年たってもヤジオの中には生きている、ヤリー。

伝授の真意は忘れることなく、将来役に立ててもらうこと。大きくなったら社会で活用してもらうこと。大学教育は試験で高得点を取ることが目的ではなく、いつか社会で、また生きるすべての事象で貢献してもらうこと。だから、わすれちゃならない。

まずは、自分が楽しいヒューマンにならなきゃならない。つまらない人になっちゃあ、ダメだな。

『お前とおったらおもろいんや、どこのどいつもかなわんわ』

大国町出身の、ヤジオの柔整の教え子で、なんちゃらキングのボーカル、イトキンも、Mステでそんな歌をうとおとった。芸能界にも広がるヤジオDNA。

こやつも小粋な柔整師やな。ではあらためて、コーチョーのスローガン、いつも富士山が見渡せる場所にいよう。

さて、ノルウェイの森って、ご存知ですか。数年前にあの村上春樹さん(1Q84の作者)が出版した、回想と性のお話。今年の12月に映画の公開が決まってて、松山ケンイチ主演、菊池凛子も出演してる。娘に聞くまで誰か知らなかった。

なんと、偶然の話。放浪癖のヤジオは日曜日に、いつもの大好きなツーリングコースにでかけた。姫路から水車が回る神河町を抜け、とのみね高原でサイコーのそばを食べて、山岳道路を走り、峰山高原へ抜ける100Kのコースだ。今回はツマオと車でドライブした。

実は前の冬に、この映画のロケが、とのみね高原であって、撮影風景やたくさんの写真が飾られていた。原作は本は読んだことがあって、交流館のおじさんに、『もしかしたら、ノルウェイの森って、何年か前に出版されてますよね』現地のおっちゃんが、そんなこと言うとったなあ、と見事に的中、感動した。
ヤッター、またひとつ、小粋な柔整師になれた。

証拠に写真を載せます。このコースと平家そば、ぜひご堪能ください。これからヤジオファンにだけコースを教えましょう。

姫路から播但道市川北ランプ下車、R312北上、2,3分走り、播但道をくぐる直前で左折、播但線新居駅方面へ、田園のワインディングロードを北上。道路脇にはメルヘンな水車の風景が広がります。

清流にしか育たないバイカモも群生してます。そのまま、寺前駅を通過し、市川峡谷の道路を無信号ワインディングを10km北上、ただし、スピード注意。この日は子ザルが横断してました。とのみね高原の看板に従い、左折。

到着まで10kmのダム峡谷を上から眺め、里山シーンを超えて、心地よい快走路を過ぎ、標高約1000mのとのみね高原に到着。ここは姫路の尾瀬といってもいいくらい、のどかな、眼前に広大な湿地帯がひろがる、ヤジオ自慢の景色です。秋のススキがサイコーです。

交流館で一押しの平家そばを食べて、峰山高原まで標高1000m級の山岳道路を走ります。きれいいな2車線の舗装道路で、山々の景色もサイコー、約5Kあります。シカも出現します。

峰山高原から神河町まで、清流を横に田園を割って走る、約10kのまさしく、ノーシグナルのワインディングロードが続きます。まるで、ここは北海道かと思うくらいです。

ちょっと小粋な柔整師、では、またね、バイバイ。

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