東北関東大震災、命を落とされた方々には謹んでご冥福をお祈り申し上げます。また被災された負傷者、ご家族の皆様には心よりお見舞い申し上げます。
連日の報道から目にする光景、死傷者数に驚愕しないわけはありません。見るたびに目が熱くなり、胸が痛みます。
学生から、支援活動で現地入りの希望や友人、知人のボランティア希望者の声を聞きました。
ケアマネとして、私に相談した人には次の様に説明しております。
気持ちはよくわかる。でもな、こんな事例を聞いてほしい。医者の不養生という言葉を聞くだろう。あれはどういうことか、わかるか。
医者は医療を行える唯一の貴重な役割だ。でもな、その医者が病気やケガで他の医者が必要となると、1人の患者ではなく、2人の患者を放棄し、医者が医者を治療しなければならない。最悪のシナリオだ。
人力支援活動は本当にすばらしいボランティアだ。しかしだ、現地統括より人力的要請があれば別だが、現地入りしてもじゃまになるだけ。
水も食料もなく、睡眠も取れない環境で、不幸にも体調を壊すと前述のごとく、余計なマンパワーが必要となる。
募金活動や節約倹約、今の環境でできる範囲の事をすればいい。要請があれば活動すればいい。レスキュー等トレーニングされた専門家に今は任せばいい。
何不自由ない、今生きている幸せを感じざるを得ない。