今回も柔道整復学科の先生が茨木キャンパスで授業をされたので、見学&取材にお邪魔しました
今回の教材は・・・
小麦粉とお酢
柔道整復と野球の合同授業で、小麦粉とお酢って何が始まるの????
今回の授業のテーマは「包帯固定」
担当講師は桃井料理長・・・ではなく桃井先生
(※授業開始前に下ごしらえならぬ、下準備をされていた時の写真)
授業開始後は包帯の役割や、使い方、基本的な巻き方の講習を行い・・・
ペアになって、包帯巻きの実践をしました。
ペアでの練習が終わったころから、教室には何やら異臭が・・・
「くさっ!!」と悲鳴がおこる中、小麦粉とお酢が登場。
そして、桃井先生から「最近デッドボール受けたことある人っておる?」と質問が。
デッドボールを受けてしまった時は冷やしたり、湿布を貼ったりして処置しますが、
今回の講習は「家庭に常備している物で湿布が作れる」という講習だったのです
【小麦粉湿布の作り方】
小麦粉を大さじ2~3に、お酢を大さじ1程度混ぜてペースト状にします
他にも消毒用のエタノールや、市販されている蒸留酒(焼酎や泡盛などでアルコール度数が30%以上あるもの)をガーゼやコットンに含ませたものでも代用できます。
小麦粉ペーストを冷やしたい部分に直接塗り、上からガーゼを充てます。
お酢やアルコールには揮発作用があり、熱を奪う効果があるので、小麦粉ペーストやアルコールガーゼが湿布として使えるのです。
(小麦粉ペーストの方では2~3時間ほど、冷却作用が持続します。)
そしてガーゼが取れないように再び、包帯固定の練習。
教室にお酢の匂いが充満したため、終始「臭い」との声が響きましたが、思わぬ道具で湿布が作れると知って、
楽しい授業になりました
補足ですが、小麦粉とアルコールはアレルギーのある人がまれにいるので、実践してみようという人がいたら素材に注意してくださいね。
広報・清水