どうも、晩秋の旬材を求めてさまよう、まぼろしのシェフ、ちがう、リハ型デイのコンサル、別名コンシェルジュ、ヤジオです。走りすぎ。
さて、テーマには人間の能力には限界がある、だろ、とある。つまり、頭の処理能力。今日、こんな新聞記事を見た。
な、なんと、われらの十三、北野高校(旧北野中学)卒業で、ユニクロと並ぶ超優良企業に育てた、マクドナルドジャパン(以下マクド)の藤田社長(2004没)の談である。
『野球とハンバーガーはつきものだ、日本の球団を買いたい、今なら50億で買える。Mマークのユニフォームでマクド球団ファンができたら、本社の目指す、キッズ&ファミリーで、宣伝も効果抜群だ』と、アメリカ、マクドの本社に掛け合うと次の答えがあった。
『ミスターフジタ、素晴らしいアイデアだ、日本のお客さんを喜ばせてくれ、ただし、1つだけお願いがある。ポケットマネーで買ってくれ』と。
記事には以下の論説があった。
『本社の意向は、当時の日本の外食王であった藤田に、経営の一戦から退いてあたれ、と言うことだろう、つまり二足のわらじは不可能だ、能力の限界だ』と。
当時の藤田なら、50億は出せない金ではなかったらしい。日本では、兼職しているビジネスのスーパースターはいくらでもいる。でも、アメリカの文化か、発想であったかもしれないが、能力の限界を見切ることもまた、能力が必要じゃないかと。
これをうのみで、正しいとは思わない。今の柔整ケアマネのヤジオには、なんとなく、意味深いものがある。移りゆく季節、秋の夜更けにじっくり考えようじゃないか。では、アデュー。