こんにちは、T_Tです。
恵みの雨なく梅雨晴れ!自然は気まぐれで、読み通りにはいかず、何事も先を読
むことは難しいですが・・・。
さて、以前から柔道整復師の法制度授業で繰り返していますが、我々には国家予
算に直結する、大切な役割があるのです。
先日、ある雑誌で同じことを強調している、筆者がいました。『柔道整復術は単
に患者から信頼されている施術であるばかりでなく、低コストによる
医療費の節約につながる利点がある。柔整師の患者が外科、整形
外科に移行した場合の医療費は激増する事が容易に想定される。』と。
一部の医科から『根拠ある医療』を盾に、レントゲンや検査が制約されている事
を非難し、全てを立証医学が必要だと強調している声を聞く。
しかし、単純な捻挫か?骨折か?は問診や触診などでほとんどはわかる。それを、
レントゲン照射ありきでは、例えば内科医が聴診器で気管や肺の状態を把握する
のに似ている。これも全てレントゲンありきだろうか。
過去に「柔整師の手は神の手」だと言われた人がいる。神の手か?大いに結構!
しっかりと臨床研修を積み、レントゲンなくても鑑別できる技術を身につけてお
きたい。
低コストで患者を鑑別し、治すことができる役割を忘れてはならない。