今回の3カ国へ留学した7名の学生の内、オーストリアへ留学した2名は、女子学生なんです。
サッカーコースとオーストリアの関係は、さかのぼること10年前。
サッカーコースGM高祖先生のガンバ大阪コーチ時代にゴールキーパーの練習生として参加されていた、現チロル州観光局日本担当オフィスのモラス雅輝さんとの繋がりからオーストリア海外研修を企画し、20名程度引率してドイツのミュンヘンとオーストリアのインスブルックにて各種研修を行いました。(2006年のこと)
その後2008年には、オーストリアのザルツブルクのチームに宮本恒靖氏や三都主アレサンドロ氏が海外移籍を果たし、その際にもモラスさんの企業が通訳に関わったり、サッカーコースも2度目のオーストリア研修を行ったりしました。
モラスさんは浦和レッズの通訳兼コーチをされたり、本田圭佑選手関連のSVホルンのコーチを務めるなど、日本とオーストリアのサッカーに精通されており、今回の2名の留学のサポートをして下さいました。
出発は7名一緒に関西国際空港よりカタールのドーハ空港までカタール航空にて移動。
その後、インスブルックに向かう二人(杉原正純 群馬 太田市立商業高等学校出身 1年 ・ 藤川 明優 山口 熊毛南高等学校出身 1年)はドーハ空港からドイツのミュンヘン空港へトランスファーし移動しました。
なぜオーストリアへ向かうのにドイツのミュンヘンなのか。。。
オーストリアとドイツは隣国なのです。ドイツの下(南)にオーストリアがあり、ミュンヘンがドイツの南部にあり、オーストリアのインスブルックが西部にある為、バスで3時間の距離にあります。
また、オーストリアでは、ウィーン(東部)が大都市の為、多くの便はウィーン離発着となります。
しかし、ウィーンからインスブルックまでは電車で4時間の距離にあり、距離的にミュンヘンよりも遠く、かつバスの方が安価(約19ユーロ:なんです。
ミュンヘン空港から乗るバスは、日本滞在中にWEBでバスチケットを購入し、バス停を事前に確認しておきます。
後は、バスに乗り、3時間後にインスブルック駅に到着し、無事にモラスさんと合流しました。
今回の留学は他の留学学生と同様に3月4日に帰国する日程で組み
・1か月間のドイツ語の語学学校への通学
・ヴァッカー・インスブルックへの練習参加
の二本立てです。
住居は空き部屋を1か月間お借りできた為、食事は3食自炊。
食材を買ったり、調理したり、洗濯・掃除など、二人が協力して過ごす必要があります。
インスブルックは治安の良い町ですし、チロル州観光局日本オフィスも近隣にあり、留学先としては非常に安心です。
オーストリア留学に興味のある人は、入学後にお問い合わせください。
以下、学生コメントです。
藤川明優(山口県立熊毛南高等学校出身1年)
22時半に日本を出発して、18時間半も飛行機に乗っていました。
酔ったし腰も痛いし、もう飛行機には乗りたくないと思ってしまいました。帰国の事を考えると先が思いやられます。
機内食は期待していたのですが、お米みたいなのもあったけどパッサパサのポロポロで油っこくてお米ではなく、全く口に合いませんでした。
隣にいた外人のおじさまが、英語が話せる人で、仲良くなりました
自分の英語もちょっとだけど通じて嬉しかったです
オーストリアに到着し、スーパーで化粧水を買おうと思って、それらしきものを買ったら脇に塗るローションで、ドイツ語が読めない最初に遭遇した苦い経験でした。
それから近くの、マクドナルドでフィレオフィッシュバーガーとアップルジュースを注文したつもりが、フィレオフィッシュバーガーとハンバーガーが入っており、アップルジュースがハンバーガーに聞こえるってだいぶ私の発音はひどいんだろうなと思いました。
ドイツ語学学校にも通うので、通学費用を無駄にしないように、がんばって勉強したいと思います