近年、トッププロチームは選手の位置情報を戦術分析や選手のコンディショニング等に活用しております。それは、GPSシステムを利用することで、位置情報を取得し、加速度計やジャイロスコープ、地軸計を備える事で、選手の走行距離、加速度、スプリント回数などがデータ化されているのです。
海外では公式戦でも着用を認められているリーグ戦もありますが、公式戦では着用は認められている国は少ないです。
Jリーグでは、GPSシステムを使うのでは無く、ビデオカメラによる分析を用いてデータ化しております。
今回エスアンドシー株式会社のご協力の元、GPSパフォーマンス分析システムをテストさせて頂きました。
エスアンドシー社のGPSシステムは、日本代表の岡崎選手が所属するレスターが使用しているシステムとスペックは同等だけど、価格が半額程度の導入しやすいGPSシステムなんです。
先ずは、テスト方法などを全員が簡単に説明を受け。
試合直前にブラジャーの様なベストを着用し、背中部分にGPSを入れてプレーするだけです。
このシステムは心拍数計も同時に測定できる代物ですが、初回と言う事で心拍数は測定しておりません。
実際にその上からユニホームを着て、豊島高等学校と練習試合に挑みました。
試合後には、選手個々の走行距離や、スプリント回数、平均速度、加速度、減速度を見る事ができました。
継続してデータを取り、他のデータと連動して選手個々のパフォーマンスを見る物なので、今回の測定だけでは、多くを知ることは出来ませんが、機会があればシステムを導入し、チームの力・選手個々のプレー改善に使用したいものですね。
豊田亮平(樟南第二高等学校出身1年)
今回練習試合でGPSをつけて選手のデータを取りました。
自分は走るスピードや走行距離などのデータだけだと思っていましたがそれだけではなく
攻撃から守備、守備から攻撃などの切り替えの速さなどその選手の動いてたエリアなどがわかりました。
自分は後半になるにつれ運動量が減っていき切り替えの速さもほかの選手より遅いこともわかりました。
日頃から高祖監督に切り替えの速さを大事にしようと言われてます。
今回のデータでチーム全体切り替えのスピードが遅いことがわかったので日頃の練習で意識して取り組みたいと思いました。
自分も切り替えのスピードももちろんのこと運動量やスピードなど強化してチームで貢献できるように頑張っていきたいです。
近澤瑠衣(高知中央高等学校出身1年)
本日練習試合の際GPSを使って試合を行いました!!
格数値を練習後に見てみると全てにおいてさらなるレベルアップしないとこれからカテゴリーが上がるにつれ闘っていけないなと改めて感じました。
個人的には高校時代との数値が比較でき改善点が明確にできたのでこれからの日々の練習でもっともっと闘えるスピード、パワーを磨いていきたいと思います!!