財団法人日本サッカー協会(JFA)審判部から協力依頼があり、女子1級審判研修会の補助にJ-GREEN堺へ行ってきました。
JFA審判部からは、関西開催で審判研修会が開催される際は声を掛けて頂き、毎年5回程度の協力依頼を実習として行っております。
本日の女子1級審判研修会
JFL審判研修会
1級審判研修会
J3審判研修会
1級審判インストラクター認定審査
などなど
実習内容は主に、審判が判定のトレーニングを行う際のプレーヤー役を行います。
中には、ファールかノーファールかのプラティカルトレーニングでは、実際にファールを受けていないのにファールを装ってコケるなど、審判を欺く行為は普段なら許されず警告(イエローカード)ですが、この実習中は思う存分出来るのです。ましてや、トレーニング中の審判を欺いた際にはしてやったりと楽しんで取り組む学生もいます。
また、研修会に参加される方々には、Jリーグで審判をされている方々や、普段の社会人リーグで顔を合わせる審判の方々まで、審判を学ぶ学生からは面白い実習だと思います。
サッカーコースは2年次には5つの分野に分かれゼミやその関連分野を学びます。
レフェリー(審判)
インストラクター(サッカーコーチ)
アスリート(選手)
ビジネス(運営•販売)
トレーナー
レフェリー専攻希望者だけは1年次から毎週土曜日に開講している審判法2を受講し、2年間掛けて審判技術•体力•知識試験に合格すると、2年生を卒業する頃には2級審判資格が取得できる、素晴らしいプログラムを用意しております。(他の専攻も学ぶ事が多くて素晴らしいですよ)
何が素晴らしいかと言いますと、2級審判試験に合格するには、兵庫•大阪•京都•奈良の4地域に所属されている審判インストラクターの方の中から2地域のインストラクターから合格を貰う必要がありますが、本校開講の審判法2の講師には、その4地域からランダムで講師を招き、様々な視点から地域を越えた指導を受けることが出来るので、1地域だけで活動されている審判員とは違い、インストラクターから指摘されるポイントに片寄りが無く、審判技術の向上が図りやすいのです。
全国高等学校サッカー選手権大会の主審や副審、Jリーグでも審判員活動を行う卒業生も数名輩出し、審判専攻のOBも年々増えているのです。
そのOB達が、時々茨木キャンパスにも顔を出してくれるので、在学中の審判専攻の学生に紹介し、励みになっています。
選手としてFIFAワールドカップの舞台に出場するには、とてつも無く高いハードルがありますが、審判としてワールドカップの舞台に立つのは、決してハードルが低いとは言えませんが、「選手として」よりかは可能性が高いかもしれません。(何事も努力は必要です)
是非、履正社サッカーコースの審判専攻からワールドカップの舞台に立ちましょう!